ヨメろぐ

嫁を通して見た小宇宙!同居人の介護のため、31年間続けた仕事を辞めてヨメはじめました。ちょっと笑える日々のことをイラスト付きで更新中✍

人は分かり合えない⁉️

みんな違う。それぞれがそれぞれの正義を持っていたりする。同じような価値観だとしても全く一緒ということはない。 「そうよ。人は皆んな違うのよ。だから人は分かり合えないの。」と、彼女。 そうなのか?それってさみしいじゃん。 ‼️ 続きがあった。 「で…

ヨメが痩せない理由

「ぜんざいが食いたいのお〜。」 おっ!ヨメもちょうどそう思っていた。 「小豆があるから作ろうか!」のヨメの言葉にばあちゃん、満面の笑み。こりゃ、長生きしそうだわ。 ヨメは「ぜんざい」は大好きであるが、作るのは苦手である。あの大量の砂糖を鍋に投…

先人の知恵

七草粥を炊いてみた。と言っても『七草粥セット』を買って入れただけであるが。 「ねえ、ばあちゃん。どれがどれだか分かる?」 「はあ分からんのお〜。昔は取りに行きよったがの。」 横からツレが口を出す。 「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ す…

絵馬にも個人情報保護だって😳

『ニュースで学ぶ「現代英語」』の今日のトピックに驚いた!兵庫県西宮神社で300ある絵馬のうちの幾つかに願い事と氏名を隠すステッカーが貼られているって。別の神社では4年前から絵馬全体を目隠しする小袋が提供されているとか。 はあ、そんな時代なんだ…

そのまま受け入れる、ということ

年末年始、孫との交流に心ウキウキ。しかし下の子は人見知りが強く、「抱っこチャレンジ」は幾度となく失敗。特に親が側にいると、もうギャン泣きは止まらない。そりゃあ、そうだよね。上の子と遊ぶとするか。 と、そこへばあちゃんが、お嫁さんに近づいて、…

空っぽ

息子家族の1週間の帰省終了。笑顔で元気に帰って行った。「頑張れ」の思いを込めて手を振り見送る。 楽しかったな。 ツレもばあちゃんも、ボーッ。 家の中が広く感じる。 シーン・・・。 冷蔵庫の中も空っぽ。 ヨメの心も空っぽじゃん。 好きなビデオでも見…

🐰よいお年を🐲

今年も色々ありました。しんどいこともあったけど、こうして無事一年を終えることができ感謝です。 目が覚めて 今日の1日が2度とない 特別な日であることに 気づく 忙しい時には忙しさを楽しみ、暇な時には暇を楽しみ、大変な時も明日の小さな奇跡を信じてへ…

人見知り

息子家族の帰省。下の子の人見知り発動。ギャン泣きである。あゝ、打つ手なし。むしろ社会性の芽生えを喜ぶべきなのかもしれない。 ヨメ、側にいてもアレコレかまわない作戦に出た。「何も危害は加えませんよ〜。キミの味方だよ〜。」作戦。昔で言うならば、…

ばあちゃんのクリスマスケーキ

夕方になり、ばあちゃんが部屋から出てきた。 「ケーキ買っちゃる。25日になると安くなるって言いよった。」 マジ‼️ 夕飯支度時で忙しいが、ばあちゃんの気が変わらないうちにケーキを買いに行くことにした。 ヤッホー‼️ ん?安くはなってないな。 まあ、い…

ばあちゃんの悲劇

月に1回、ばあちゃんは女子会に出かける。 「今日は楽しみじゃの〜。〇〇さんが来られんけえの〜。よかったわ。わしゃ、どっちか言うと好かんけえの〜。」 ・・・。 あゝ、この年になってもそんなこと・・・。 ばあちゃんはウキウキとミカンを人数分持って…

我が家のクリスマス

「クリスマスだね〜。」 「そうだねえ。」 「クリスマスケーキ当たらなかったねえ。」 「だねえ。ホッカイロだったねえ。」 「クリスマスツリーも出さなかったねえ。」 「そうだねえ。」 「サンタさん、来るかねえ〜。」 「来ないねえ〜。」 「お迎えも来な…

活力を奪うということ

先日の高齢者問題研修会で一人の若者が発言。 「僕の祖母なのですが、家族から「危ないからアレするな、コレするな」って言われたり、「そんなこと言うな、古臭い。」って言われたりして、結局黙ってボーっと座っているんですよね。確かに足も悪いので色々す…

話したいヨメと見たいツレ

金曜日の夜、「ただいま〜。」 「あのね、あのね、今日ね・・・」話しかけるヨメの横を通り過ぎ、いきなりテレビのスイッチを入れるツレ。 ・・・。 だめだ!ツレはテレビの画面に釘付けである。金曜日夜のプロレス放送。 ヨメ、話すのを諦め二階に上がり枕…

世相を反映する創作四字熟語

チラッと目をやったTVに思わず爆笑。住友生命「創作四字熟語」は今年で34回目だそうな。知らなかった・・・。ツレとやんややんやと盛り上がる。 電光石火(でんこうせっか)→ 電高節夏 電気代高いし大変だったな。 一家団欒(いっかだんらん)→ 一家断卵 卵…

最高の贅沢(ぜいたく)

「最高の贅沢だわ。」彼女が言う。香川県から鈍行列車に乗り継ぎ乗り継ぎやって来た。ヨメの体操教室に参加するためやって来た。そしてまた鈍行列車に乗って帰っていった彼女。 「瀬戸内海をゆっくり眺めながらボ〜とする電車の旅。最高。新幹線や高速道路じ…

人間洗濯機

2025年、大阪・関西万博開催。1970年の大阪万博で話題を呼んだ「人間洗濯機」設計者の山谷英二さんが、再度、新たな「人間洗濯機」開発に若い技術者と共に開発を進めている、とニュース報道。ほう〜。 1970年「人間洗濯機」 すごいな。介護に役立つじゃない…

物価高騰💦

スーパーで特売キャベツが1つ残ってた〜!✌️ ラッキー✌️。自分の強運にニンマリしながら手を伸ばす。 あれ⁉️ な、ないー! ヨメの狙ったキャベツは若いお母さんの手の中に。不覚であった・・・。 一瞬の差。 ペコリと頭を下げる若者に「どうぞ、どうぞ。」…

日常をとりもどすこと

12月2日、母の四十九日法要。なんとなくではあるが一区切りついたような気がする。 母が亡くなって四十九日まで、ふわりふわりとした世界の中で生きていた。あまり思い出せない。その間、娘夫婦も来てくれて孫も抱くことができたというのに・・・だ。 禁煙宣…

休日と旅行とお土産と

女3人、年に1度のリフレッシュ休暇。それぞれの家庭事情を抱え、それぞれの自分事情を抱えた3人のトロ〜ンとしたプチ旅行。というか逃避行。(笑) 今回は1泊2日、近場でまったり。 娘の出産、母の逝去、ばあちゃんやツレとの日々の葛藤・・・疲れた心と体を引…

旅は道連れ、湯は情け②

「ゆっくりしていって。」と娘。娘夫婦の子育ては大変ではあるが、実に楽しそうである。互いに「ありがとう」が飛び交っている。孫を抱っこしながら「子育ては女の仕事」時代は過去のものになりつつあるのを感じる。非常識が常識になる時代。誰もが少しずつ…

旅は道連れ、湯は情け①

娘の出産祝いに東京へ。親として手伝ってやらねば、と行ったものの、夫婦で見事な連携プレー。何の心配もいらない、出る幕なしであった。時代が変わったのだな。ホテルへ戻ってゆっくりするか。 ホテルの大浴場でプカプカ浮いていると声をかけられた。 「ご…

トゥラッタッタ〜♫

BS7時15分朝ドラ「まんぷく」。主題歌であるドリカムの「トゥラッタッタ」が流れる。 もらい泣き もらい笑い もらい怒り もらいっ恥(ぱ)じ どんと来い! 大声で歌っていると、ばあちゃんが 「あんたあ、大丈夫か〜?」 ♫ たぶん〜。 泣いて、笑って、動いて…

泣く

わんわん声をあげて泣く。 喉がかれるほどに・・・泣きわめく。 声を出して泣くのは赤ちゃんとドラマの中でのことだと思っていた・・・。 今日、施設にある母の私物を引き上げてきた。姉と相談して、衣類類は全て処分していただき、小物は持ち帰った。指輪に…

心の回復期

あゝ、疲れたなあ。ヨメの時間が止まっている。周りと進み方がズレてる感じ。動きそうで、動かしたくないというか、動けない、というか・・・。 ドッヨーン・・・。 母が立って元気よく歩いていた・・・夢。車椅子じゃなかったな。 今日はツレも忌引き休暇。…

3時33分

金曜日の午後から町内広報のミーティング。なんだか頭がクラクラする。疲れているのかな? 帰途、ふと車の時計を見ると「3:33」。 ❗️ このゾロ目・・・、母が亡くなったか? 携帯には着信はない。無事か・・・。 3時33分、もう一度つぶやいてみる。 今日、…

母、大往生

母が逝った。覚悟はしていたが泣けて、泣けて仕方がない。 こんなに思い出すんだな。いろいろなことを。 1日前に会った時は、もう目は開かず、「みんないるから大丈夫だよ。」と言うと小さくコクンと頷いた・・・気がした。あれが母を見た最期となった。 今…

順番どおりに

「おぎゃあ~!おぎゃあ~!」 なんとも元気な泣き声である。顔を真っ赤にして泣くひ孫の動画を母は微笑みながら見ている。 「どっちなの?」 「女の子」 「そう」 母が「もって2,3日」とお医者さんから言われた前日に生まれた子である。5月、母がこの子の…

好きだったわよ

ヨメの実母91才。老人介護施設で暮らしている。5月に体調を崩して以来、点滴で命をつないでいるが、いよいよその針も入りにくくなり、腕に点滴ルートを埋め込むことにした。 「ありゃ~、これでは手術はできないな。血液検査からするとかなり状態が悪い。も…

世間の目

今年あなたは一つ歳をとる その度に、 「歳相応」にとか「いい歳をして」とか そんなつまらない言葉があなたを縛ろうとする あなたは耳を貸す必要なんてない 世間のみる目なんて いつだって後から変わる 着たことのない服に袖を通して 見たことのない自分に …

家出から1か月

家出から家に戻って1カ月。何か変わった? いいえ。 生活にさして変化はなく、いつも通りの時間の流れの中を泳いでいく。(笑) だけど、今のところ溺れていない。自分の負の思考の中で溺れていない。 溺れそうになった時、逃げ出した自分を初めてほめてやった…