5月13日、14日、インドネシアのスラバヤでテロがあり、死傷者が出たとのニュース。
スラバヤはインドネシア第2の商業都市である。ヨメ、この地で3年ほど暮らしたことがある。
子育て終えて、その空虚感ゆえの暴走であったような、カッコよく言えば、自分の中の何か熱いものを、抑えられなくなり、海外赴任に挑戦。人生初めての一人暮らしに感じた自由と不安・・・
不安であったヨメを、多くのインドネシア人が支えてくれた。90%以上がイスラム教徒である。そして、彼らの多くは、一連のテロに心を痛めている。
イスラム教徒=テロリスト、ではない。
どうか、怯えた目でインドネシア🇮🇩を、イスラム教徒を、見ないでほしい・・・
ヨメの出会った人たちは、
悲しい時は、共に泣き
嬉しい時は、共に喜び
貧しくても、その食を分けてくれる
そんな人たちであった。
今朝、友人から返信メールが届いた。
Semoga Surabaya kembali aman.
Terima Kasih.
どうかスラバヤに再び平和が戻りますよう
ありがとう
今日から一ヶ月ラマダンになる。ラマダン中は、ムスリム(イスラム教徒)は、日中の食事を断ってお祈りをする。ムスリムの五行(信仰告白・礼拝・喜捨・断食・メッカへの巡礼)の1つ、断食である。
自制心、思いやり、神への意識深化を養うことを目指している。テロとは違うのだ。
ヨメ、お祈りの場を見たことがある。あまりにも敬虔で、美しく、息をのんだ。
テロが続く中、
ムスリムの女子高校生の問いが心によみがえる。
日本では、ムスリムは差別を受けますか?
そんな世であってはならない・・・