近所の理髪店💈が9月から値上げするらしい。
「わしゃあ、たいして髪の毛ないのにバカらしいのぉ。一回、坊主にしてもろうて、次からは家で刈ってくれぇ。」
じいちゃん、ボウズになって帰ってきた。おっ、なかなかいい感じ。サッパリしたのか、ペラペラしゃべる。
「じいちゃん、買い物へ行くけど、何か買ってこようか?」
「新しい嫁さん、買ってきて!」
「へ?・・・」
『女房と畳は、新しい方がいい』って、ことわざ? ありますけどね・・・
ばあちゃんが聞く。
「じいさん、今、なんて言った?」
ヨメ、答える。
「やっぱり、ばあちゃんが1番いいって。」
ばあちゃん、ニコニコ顔で、
「そりゃあ、そうじゃろうの〜❣️」
この種のやりとりでは、じいちゃんの言葉はいったん、ヨメのとこで変換してばあちゃんに伝えることにしている。
買い物から帰ると、じいちゃんが聞く。
「あったかの?」
ヨメ、応える。
「最近は販売中止だってぇ。」
まったく、いくつになっても男って・・・
なーんては思わないけどねぇ〜
新しいほうがいいのかね?
先日、床下からばあちゃんのつけた平成8年ものの梅酒が出てきた。キレイな色・・・だけど22年前のもの・・・
腐ってるか?
じいちゃんが言う。
「腐りゃあせん。古いほど味がええ。」
た・し・か・に、うま〜い❣️
How delicious !
ねえ、じいちゃん。
古い梅酒は美味しいねえ。味わい深くまろやかだねえ。
ねえ、じいちゃん。
知ってる?フランス🇫🇷では
『女とワイン🍷は古いほうがいい。』って、ことわざあるんだよ〜。
ヨメもかれこれ半世紀の年を経た。
はて、まろやかに味わい深くなっているかしらん?
ヨメの顔に刻まれたシワは、その平凡だけれども、波瀾万丈な?人生を物語っているはずなのだ・・・きっと。
シワよ❗️語っておくれ〜
シミよ❗️消えておくれ〜
💕ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています。💕