ヨメろぐ

嫁を通して見た小宇宙!同居人の介護のため、31年間続けた仕事を辞めてヨメはじめました。ちょっと笑える日々のことをイラスト付きで更新中✍

喪服の穴・・・

    「あれ〜、腕のところ、虫が食ってる。あー、2つ穴がある〜。」

ツレが叫ぶ!

フン!

ヨメの心が反応する。

『ヨメのせいじゃあないもん。そんなの知らない。』 

 

   ばあちゃんの弟さんの四十九日法要。

ツレとばあちゃんが参加する。

ツレ、準備でバタバタ。

 『だから、早目に準備しとけって言ったじゃん。』ヨメ、心の中でつぶやく。

 

     ヨメ、  💡。

「マジックで穴から見えてる白い下地を塗ったらいいじゃん。」

大成功💕  穴、見えなーい。

ばあちゃんも喜んでパチパチパチ👏。

ツレ、大丈夫かな?

 

   法要から帰ったツレが言う。

「やられたわ〜。もう一つ、エリの先っちょに虫食いがあった!虫もなかなかいいところを食ってるわ!」

   なんで嬉しそう?

やはり、彼の思考は理解できん。

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   喪服にアナがあいていたって、ツレはヨメのせいにはしない。たいして重要とは思っていないのか⁈

   いや、ヨメが感じないだけか?

 

  『木々は曲がることで光のさす方へ伸びていき、シャクトリムシはぐいっと屈むことでまっすぐに伸びる。窪むことでそこに水がたまり、服が破れることで、新しい服を作る。』

          〜バカボンのパパと読む「老子」  より〜

 

    どちらが正しい、悪いなんて、言い張ったり、争う必要もないなあ・・・。

自ら飾らず、起きた事実を見る👀。そして、受け入れる。

    

    げげげげげ〜。虫さんのおかげで、ヨメ、学習してるんじゃないかー。