ツレとヨメの会話に、ばあちゃんが割り込む。
「何言いよるんな?(=何言ってるの?)」
すかさず、じいちゃんが答える。
「6時よの〜。」
ばあちゃん、
「ほうか。(=そうなの)」
・・・。
じいちゃんは、ばあちゃんが「何時か?」って聞いたと思ったんだ。
じいちゃんの返答にばあちゃんは「時間じゃなくて、何をしゃべっているのかと聞いたんだ。」って言いかえさず、「そうなの」って応えた。
最近、我が家の会話は訂正されないまま進行する。
誰も気にしていない。
ヨメは時々、ひとりでウケている。
じいちゃん、ばあちゃん、ツレ、ヨメの間で、どうでもいい会話が続く。
どうでもいいんだけど、なんとなくしゃべる時間。
きっと、あとになって思い出し、泣けてくるような気がする。
そんなま〜るい会話、ま〜るいひととき。
ま〜るい心でいられない時もありますが・・。