机の上のメモ。
はて、ヨメ、何から抜粋したんだっけ?
『母親の献身と自己犠牲が礼賛される国で、母になることはキツい。家庭の中で母親だけがサービス提供者として無償で働き、家族はそのサービスをタダで受けている客のような構図になっている。そしてその構図は、当の母親が外で働いていようがいまいが固定観念となってへばりついている。
中国のようにフルタイムのヘルパーを雇って共働きする道、台湾のように夫が家事する道、いろいろな道があるはずなのだが、日本は依然として「女が全部やる」で押し通そうとしているように感じる。』
ヨメもそう思う。
息子夫婦世代を見ると、それも変わりつつあるのを感じるが、やはり、どちらかといえばそうである。
介護で離職を考えた時、仕事と家事、介護の両立は無理だと思った。ツレが辞めるケースも考えたがそれでも家事はヨメについてくるとヨメは思ってしまった。
学校の休校に伴い、共働き、シングルマザーは大変である。シングルファーザーもいるはずだが何故か話題にのぼらない。
ヨメの周囲では、母親の奮闘が見受けられる。昼ごはんの作り置きなど負担増!コンビニ弁当でもよいではないか!すると、周囲の目はしばしば冷たい・・・。
子どもを含め、家族のあり方や、働き方について、考える時期ではないか。コロナが終息せねば、日本経済は衰退し、倒産に追い込まれる企業もあるかもしれない。「働かんとどうするのか?」って話になるだろうが、「誰が」、「どんな働きかた」をするのか、家事はどうするのか話すとき。ゲームにふける子ども達だってできることがあるんじゃないか。正解は人の数だけあるに違いない。