家族会議。
じいちゃんの提案で、同居し始めた27年前にさかのぼって話をした。
ヨメの中のドロドロを吐き出せてよかった。ツレの思いも、じいちゃん、ばあちゃんの思いもよく分かった。
何より驚いたのは、起こった事実に対して、真実が人それぞれ違う、ということ。
今後の生活では、
● ヨメが介護をするのを当たり前と思わない。
● 1人でトイレに行けなくなったら施設に入る(入れる)覚悟をお互いにしておく。
● 支援が必要なこと以外は、お互いに干渉しない。親切がストレスになることがある。
● 老いては子に従う。ばあちゃんは何でも自分の思い通りにしようとしない。
と、話し合った。
ばあちゃんが理解したかどうかは誰も分からないが・・・。
「こっち来てテレビ見てみいや。あんたあ、見て勉強した方がええ。」
なんだ?
ばあちゃんはヨメに何を勉強せよ、というのか?
なになに?
『義理の母の好意がストレス』ー!
が、テーマの話であった。🤭
ばあちゃん、勉強しないといけないのは、あなたです‼️
分かってるのかしらん?
「ほらね。嫁はストレスに感じるから干渉しない方がいいんだよ!」
ここぞとばかり、ヨメはばあちゃんに念押しする。
ばあちゃんは知らんぷりで夕飯のおかずを手でつまんで食べている。
やっぱ、ばあちゃん、ボケてるのか。
あれ、ヨメの心に波が立たない。
何かが変わった気がする。
相変わらずばあちゃんはアレコレと指示する。それが嫌で嫌で仕方なかったヨメであったが、「ふ〜ん。」って感じである。
とりあえず、閉塞的な状況から抜け出せたようである。
これからもイライラしたり、神経を逆なでされるようなことがあるかもしれないが、怒りや感情の波にのまれないように心を冷静に保てそうである。
見方を変化させれば、感じることも変わってくるのかもしれないな。ばあちゃんは病気なんだ。
家族会議してよかったな。