ばあちゃん、何やら買い物をしたらしい。
キーピング(のり剤)のボトル1本と詰め替え用パック2個。
布団のシーツに「のり付け」するのを思い出したんだ。
ここ数年、のり付けはしていない。
ヨメが洗濯するものだから、当然していない。
思い出せたのはGood jobだが、めんどくせぇ〜。
なにせ、ちょいとした見守りがいる。
「ばあちゃん、ボトルから使って。なくなったら詰め替え用を入れるんだよ。」
詰め替え用の封を切ろうとしているばあちゃんに声をかける。
ばあちゃん、ボトルを持って、ドボドボっと洗剤の半分以上を投入しちまった。
あー!
時すでに遅し・・・。
大したことではない・・・、と思おう。
ばあちゃん、涼しい顔でシーツを干す。
ヨメはビショビショになった床を拭く。
ほらね。
入れ過ぎだったねえ。
シーツはゴワゴワのカチンコチン。
「このシーツ、頬ずりすると怪我するわ〜。」
ヨメの嫌味にばあちゃん、こう、のたもうた。
「ほーかのお〜。ちょうどえかろう。わしゃあ、面の皮が厚いけえ大丈夫じゃ。」
へ⁉️
この場合、文字通りの「顔の皮が厚い」ってことかしら?
ん⁉️
「面の皮が厚い」ってネガティヴな表現に使うよね。「あつかましい」とか「ずうずうしい」とか。
ぐふふふふ・・・。
ぴったりじゃん!
ウケる〜。🤣
だって、ばあちゃんさ、
- じいちゃんやツレに叱られても
「勝手に言っとけや。」とつぶやく。
2. 突然、「ワシが大将じゃ。」と言い放つ。
3. 自分が悪くても絶対に謝らない。
面の皮、厚いね〜。
だけどさ、こんなこと呟いているヨメも
ばあちゃんに負けず、
相当、面の皮が厚いね〜。(笑)
相手は鏡って言うからねえ。
ヨメの内面がばあちゃんに投影されてるのかしらん?
まあ、お互い、ここまで生き抜いてきたのだから、面の皮厚くまいりましょうかね。d( ̄  ̄)♫