ヨメろぐ

嫁を通して見た小宇宙!同居人の介護のため、31年間続けた仕事を辞めてヨメはじめました。ちょっと笑える日々のことをイラスト付きで更新中✍

キーピングと面の皮

 ばあちゃん、何やら買い物をしたらしい。

キーピング(のり剤)のボトル1本と詰め替え用パック2個。

布団のシーツに「のり付け」するのを思い出したんだ。

ここ数年、のり付けはしていない。

ヨメが洗濯するものだから、当然していない。

 

 思い出せたのはGood jobだが、めんどくせぇ〜。

 

 なにせ、ちょいとした見守りがいる。

「ばあちゃん、ボトルから使って。なくなったら詰め替え用を入れるんだよ。」

詰め替え用の封を切ろうとしているばあちゃんに声をかける。

 

 ばあちゃん、ボトルを持って、ドボドボっと洗剤の半分以上を投入しちまった。

あー!

時すでに遅し・・・。

大したことではない・・・、と思おう。

 ばあちゃん、涼しい顔でシーツを干す。

ヨメはビショビショになった床を拭く。

 

 ほらね。

入れ過ぎだったねえ。

 

 シーツはゴワゴワのカチンコチン。

「このシーツ、頬ずりすると怪我するわ〜。」

ヨメの嫌味にばあちゃん、こう、のたもうた。

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「ほーかのお〜。ちょうどえかろう。わしゃあ、面の皮が厚いけえ大丈夫じゃ。

 

 へ⁉️

 

  この場合、文字通りの「顔の皮が厚い」ってことかしら?

 

 ん⁉️

 

 「面の皮が厚い」ってネガティヴな表現に使うよね。「あつかましい」とか「ずうずうしい」とか。

 

 ぐふふふふ・・・。

 

 ぴったりじゃん!

ウケる〜。🤣

 

 だって、ばあちゃんさ、

  1. じいちゃんやツレに叱られても

 「勝手に言っとけや。」とつぶやく。

  2.  突然、「ワシが大将じゃ。」と言い放つ。

  3.  自分が悪くても絶対に謝らない。

                面の皮、厚いね〜。

 

 だけどさ、こんなこと呟いているヨメも

     ばあちゃんに負けず、

    相当、面の皮が厚いね〜。(笑)

 

   相手は鏡って言うからねえ。

ヨメの内面がばあちゃんに投影されてるのかしらん?

 

 まあ、お互い、ここまで生き抜いてきたのだから、面の皮厚くまいりましょうかね。d( ̄  ̄)♫