広島に原子爆弾投下。
今年で75年を迎える。
被爆者の高齢化が進み、その実相を伝えられる方が少なくなってきた。
広島と長崎にもたらされた惨禍。
米国の友人からよく言われることがある。
「原爆がそんなに悪いのか?原爆を落とさなかったら、日本は戦争をやめたのか?戦争は終わったのか?」
ヨメは思う。
伝えたいことは、アメリカが悪いとか日本が悪いとかいうことではない。
『いったん原子爆弾が使用されたら、広島のような、長崎のような惨劇が起こる』という事実である。そして核保有国が存在する以上は、その可能性はどこにおいても「ある」ということなのである。
今の暮らしの中にも危険は潜んでいる。便利さと引き換えに・・・。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震による津波の影響からもたらされた「福島第一原子力発電所事故」。
私たち人類は何を手に入れようとしているのか?
奪い合う社会は、自然を傷つけ、人を傷つける。
私たちは、幸せになるために生まれてきたのではないのか。
今日は祈ろう。
75年前に確かに生きていた人々を思い
これからの平和な日々を
一人ひとりの心に
穏やかな灯火を