ヨメろぐ

嫁を通して見た小宇宙!同居人の介護のため、31年間続けた仕事を辞めてヨメはじめました。ちょっと笑える日々のことをイラスト付きで更新中✍

「安心しない」毎日が、認知症を防ぐ

 

 「人間の道理」曽野綾子著の中の一節である。

 『今のところ、私の周囲を見回していて気づくのは、「安心しない」毎日を過ごすのが、一番認知症を防ぐのに有効そうに見える。誰もご飯を作ってくれない。誰も老後の経済を心配してくれない。誰も毎朝服を着換えさせてくれない。誰も病気の治療をかんがえてくれない、という状況がぼけを防ぎそうだ。

 要するに生活をやめないことなのである。

 

 生活をやめない・・・。

じいちゃん、ばあちゃんを介護していて最近よく思うのである。周囲の人々は口々に言う。「息子夫婦が同居で、ヨメが仕事を辞めてみてくれるなんて幸せじゃのお〜。安心しておれるの〜。」

 本当にそうであろうか?

 

 「安心」は「退屈」にもつながるような気がするのである。誰かに自分を預けきることは「自分で考える気力」や何かしら生きる気力の減退につながっているのではないか?

 

 歳をとり、できることが限られていく中にも、もしも自分を助けてくれる人がいなければ、必然的に「生活するための知恵」は生まれるのではないか?かえって、ヨメはその機会を奪っているのではないか、と思ったりするのである。

 もちろん、支援が絶対的に必要な人もいるであろう。その助けがなければ、どうにもならなくて生活を放りだす人だっているであろう。

 

 じいちゃん、ばあちゃんは・・・どうであろうか?

 分かんないな〜。

 

 ヨメの老後はどうだろ?

できるだけ「生活をやめない」でいたいな。

 

 

 無償の愛ある「花火」が昨夜、ヨメの町で上がりました♫コロナをふきとばそうって言う商工会の粋な計らい。いい町だなって思うのです。

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      ありがとう💕