じいちゃんの見守りが必要となり日中、ヨメは一階のキッチンにstay 。キッチンならじいちゃんの気配をキャッチできる。部屋で痰と格闘している音も聞こえるのですぐに対処できる。便利である。
ただ、キッチンには魔物がいる。ヨメを誘うコーヒー、クッキー、みかんやらナッツやら・・・。本を読みながら、料理をしながら、はたまた体操をしながら、いつもつい食べ過ぎて気分が悪くなる。
魔物と格闘・・・。
魔物は一つにあらず。もっと大きな魔物とも格闘する機会が増えた。
それはね・・・
携帯が充電できなくなり新しく買い換えた。携帯が傷つかぬようにカラス版を注文。動画を見て装着手順を確認する。
おっと、ここは集中第一!となりの居間にいつもいるばあちゃんに注意喚起。
「これから30分間、大切な用事があるから絶対にこっちに来ないで静かにしててね。」
よし!これで万全だ!
携帯の画面を覆うシートを剥がし、アルコール布で拭く。乾いた布でまたふいてシールで小さなほこり除去。型枠を置いてそっと上からガラス板を置こうとしたその瞬間・・・、
ガラガラガラ!
「のおー、何しよるんな。」
ビックーン!
ヨメ、手元がズレてガラス板が傾いてしまった・・・。
ガーン😱😱😱‼️
ばあちゃんは気にせず、大声でヨメにしゃべり続けている・・・。
邪魔しないでって言ったじゃん。
ばあちゃんを無視して急いで修正。中に入った空気を抜く。一つだけ気泡が押し出せずgive up.
くー、ばあちゃ〜ん!
注意して10分もたってないじゃん。怒りが込み上げるも、キョトンとしてるばあちゃんを見ると何も言えず・・・。
ああ、そうだね〜。動くなって言っても無理だよね〜。ばあちゃんが寝る夜にやらなかったヨメのせいだよね〜。
分かっちゃいるけど
気泡を見ると、つくづく残念だわ〜。
やっぱ、じいちゃんを見捨てて、2階に居ようかな?ばあちゃんは寂しがり屋だから近くにいると、くっついてくる。言っちゃいけないんだろうけど、結構うっとうしいよ〜。(言っちゃったー。)
ばあちゃんは、いつもヨメの背中を目で追ってるもん。助けて〜、じいちゃん。
じいちゃん、苦しそうに
「頼む。ワシは無理。」
ばあちゃん、魔物と呼ぶには可愛すぎる。なんだろう?お節介焼きの、寂しがりやの「タヌキ」かな?あくまでイメージだけど。
ばあちゃんがタヌキなら、ヨメは見栄っ張りの黒ヒョウか。ツレはマイペースのチーターか?じいちゃんは今や息も絶え絶えのサルってとこだな。
動物に例えると、魔物は魔物にあらず。
笑えてくるな。
皆さま
ブログを読んでくださる皆さまのお陰でヨメは気持ちを整理しつつ介護と向き合えるようになってきました。コメントも有り難いです。
ヨメはめっぽうITに弱く、お返しコメントや星などしたいけど何故か上手くいかず。以前はできてたのに、なぜ?とか、奮闘中です。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございます。