4月。
桜が咲き始めた。
じいちゃんを思い出す。
ヨメが同居して初めてのお花見。
キレイだと見上げるヨメに、じいちゃんがボギッと桜の枝を折り、ヨメに差し出した。
「ほれ、やるわ。」
ええええ〜!今、折ったじゃん。
これって禁止されてるよね。Σ(゚д゚lll)
「この枝はそこに落ちとったもんじゃ。もろうたらええ。」
ええええ〜!目の前で折ったし。😱
戸惑いながら桜の枝を受け取った。ヨメは学校の先生であったから、罪の意識を感じてしまった。じいちゃんは、ヘッチャラでひょうひょうとしていたな。
折られた桜の枝を手に持ち、周囲の白い目を感じながら、ヨメは恨めしく、じいちゃんの背中を見つめていた。(笑)
でも、キレイだったな。
今、思い出すと笑えてくる・・・。🤣
じいちゃんのニヤッとした笑顔を思い出す。
なんか大きな人であったな。
何だろうな?
世の中、善と悪
陰と陽
光と闇
男性性と女性性
きっちりと割り切れるものじゃないんだな〜。
なーんて考えながら、じいちゃんを思い出す。
ゆっくり進もう。♫
今日はね、山の上から四国が見えました。ヨメの大好きな友人が香川県で自給自足をしております。いつか訪ねたいです。