ヨメろぐ

嫁を通して見た小宇宙!同居人の介護のため、31年間続けた仕事を辞めてヨメはじめました。ちょっと笑える日々のことをイラスト付きで更新中✍

塩でも砂糖でもええじゃん

 

白菜を漬けると、ばあちゃんは、張り切っている。「手伝おうか。」と申し出るヨメに「わしゃあ、これくらいは出来る」とキッパリ。

「塩は分かる?」

この言葉は、ばあちゃんの気に障ったらしい。イライラした調子で、ヨメに言い放つ。

「わしゃあ、塩と砂糖くらい分かるわい!」

 

ほーい、ではご自由に。

 

1週間後、「白菜の水が上がってこない。」と訴えるばあちゃん。

はは〜ん。やっぱ、間違えたな。

 

樽も重し石も砂糖でベタベタしている。今までは、ばあちゃんに分からないようにヨメがコッソリやり直していたが、最近ではその件数が増えてるのでハッキリと言うことにしている。

 

「ばあちゃん、塩じゃなくて砂糖で漬けてるよ〜。」

 

「‼️・・・。後はアンタがやってくれ!」

ばあちゃんは決して謝らない。なぜだか謝りたくない。(笑) 

 

水で洗って、塩でつけ直す。

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おっ。

なんて事はない。十分に美味しいではないか♫

最近、ばあちゃんに寛容なヨメである。慣れてきたのか、成長したのか?

ヨメはばあちゃんが苦手である。であるが嫌いではない。というか87年というばあちゃんの歴史を思うと・・・塩でも砂糖でももうどっちでもええわ!って気になってくる。

ばあちゃんは、できないことが増えていく毎日であるが、「はあ⤴️?」と思うことも多い毎日であるが、どうせなら面白がって、笑って生きていきたいな。

と、今日はそう思うヨメである。(笑)

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