ヨメろぐ

嫁を通して見た小宇宙!同居人の介護のため、31年間続けた仕事を辞めてヨメはじめました。ちょっと笑える日々のことをイラスト付きで更新中✍

口の立つやつが勝つってことでいいのか

 

思わずポチッと押した本。

「口の立つやつが勝つってことでいいのか」

      頭木弘樹(かしらぎ ひろき)著

ヨメはどちらかというと理路整然と話す方がよいという価値観を持っているが、「言葉にしないとわからない。」と迫られて「うまく言葉にできない」なんてことはヨメにもよくある。

「あゝ、自分はまだまだだな。」と反省したものである。

この著者は「理路整然がいい」というのは単なる思い込みではないかと言う。言語化できないことにこそ本質が隠れていることもある、と。

要するに『理路整然としゃべることができる人も素敵だが、理路整然とせずにしゃべることができる人も、また素敵だ。』ということだ。

熱心に読んでいるヨメの横でツレがつぶやく。

「きみも少しは考えているんだね。」

はあ〜!ツレ、どーゆーこと?

確かにツレ🆚ヨメ、では圧倒的にヨメの方が口が立つ。

「はっきり言わないと分かんないじゃん。」と言うヨメに、ツレはしぶしぶ口を開いて結局は「言ってることがよく分からん。」と、ヨメの怒りをかう。時に非常に整理され的を得た応答をすることがあるが、それはそれで「そこまで言うことないじゃん。」と、またヨメに怒られる。

どちらにしても怒られるツレは「だからボクは黙ってるんだよ。」と言う。確かにね〜。

で、この本の表題を見たツレはヨメが何やら改心すると思っている風である。

まだ100ページほどしか読んではいないが、『「ありがとうは?」というホラー』の見出しの章に妙にウケているヨメである。

この面白さを、なんとか皆さんに伝えたいとブログを書き始めたが、うまく言語化できないもどかしさを感じているヨメである。読み終わるのを待てないほどにワクワクしているというのにー!f:id:samantha1962:20240608171422j:image