ダッダッダッダ!
耕運機の音。ツレが畑を耕している。
ばあちゃんが脳梗塞で倒れてから復活するも、家から離れた畑では心配なので、家のすぐそばの荒地をばあちゃんの畑にした。耕運機をかけるたびに、ゴロンゴロンと石が出てくる。
「そこの石、取ってや!💢」
「どこかのぉ〜。わしゃあ、わからんの〜。」
ばあちゃんが、ツレに怒られている。
親子の時間を邪魔してはならぬと、ヨメは家の中に待機していたが、こりゃあ、出動だな。暑い〜💦
石をひたすらとる。ばあちゃん、途中でヨメにクワを渡す。ん?ヨメも耕すのか⁉️
カッツーン! 衝撃が手に走る。
石・・・石、石、ストーンだ・ら・け
「ブラジル移民もこうしてクワで荒地を開墾したんだろうなあ。ウヘェ〜、マジ、大変だ❗️」
なんで、ここでブラジル?
今年は「ブラジル日本移民110周年🇯🇵🇧🇷」の年。クワが石にあたった衝撃で、なぜか、そのニュースを思い出したのである。(・・?)
奴隷制度が廃止され労働力不足に陥っていたブラジルと、不景気で労働者があふれていた日本・・・需要と供給の一致だな。国策の中、1908年に日本から初めてのブラジル移民781名を乗せた船が神戸港を🚢出航したのだ。
農園労働者として働く日本人の生活は厳しいもので、のちに、個人や団体で土地を購入、自作農として原始林を開墾した。そして、その日本人の勤勉さや教育熱心さは、ブラジル社会に大きく貢献していったのである。
大変だったろうなあ〜。気の遠くなる作業だ。
なぜ、頑張れた?
日本人としての誇り、であろうか?
きっと、生き抜くために、必死だった・・・
先人たちは時代を生き抜いた。
じいちゃんばあちゃんもその1人である。(まだ、途中だけどねー)
やっぱ、すごいなぁ。
ヨメは・・・「生き抜く」って感じじゃないな。ふら〜りと生きている、というか、何でしょうかね? なんとなく生きているというか・・・
う〜む・・・
そうだ!
All we need is love...
ビートルズも歌ってた・・・
そうさ!
「愛」を伝えるために生きてんだい!