木曜日11時。スーパーの移動販売車がやって来る。買い物難民になっているお年寄りが集まる。ちょいとした社交場となっている。
ばあちゃんも、カバンを持ってウキウキ出かける。歩いて5分。大丈夫だ。ヨメは行かない。ばあちゃんの買い物タイム。
ばあちゃん、皆んなとしゃべられて嬉しいだろうな。って思っていたら、
「おばあちゃん、皆んなと話していないよ。」
えっ!何で?
「まだ来ていない人のお家のピンポン押しに行ってるわ。」
・・・。😅
そうか!そのことか・・・。
先日、近所の人がヨメにつぶやいた。
「あなたのとこのおばあちゃん、出るまでピンポン鳴らすのだけど、出られない時もあるからねえ。」
「そうですよね。すみません。」
ばあちゃんは買い物に誘いたかったのだろう。でもその方は、その日は買い物に行く気がなかった,というところか。
まっ、迷惑だわね。でも仕方ないのですよ。ばあちゃんは、そういう人なのです。悪気はないのです。人との距離感が分からないというか、「いい人であるが故に、めんどくさい人」なのですよ。注意しても注意しても忘れるのです。毎日ではないと思うので、少しお付き合いくださいませ。
見守り介護は周囲の理解と協力なくしてはムリ!と、つくづく感じるヨメである。地域の皆さまなくしては『家で生きる』は困難である。
・・・。
まっ、よく言えば、
ピンポン攻撃で集客を促すばあちゃんは、「移動販売車の強きスケット、ヒーロー』なのかもしれませぬ。d( ̄  ̄)