バスマットがなーい。
「ばあちゃん、バスマットをどこに置いた〜?」
ばあちゃんのボケ防止のために、最近、家事分担を決めた。で、洗濯物を取り込むのはばあちゃんの役割になっているのだ。
「こんなあ〜、わしゃあ、どこにやったんかの?」
ばあちゃんは洗濯物をどこに置いたかよく分からなくなる。
まあ、どっかにあるか〜。
って、諦めかけた時、ヨメ、思い出した‼️
ゲエ〜。洗濯機の中だわ!
ヨメが朝、洗濯してそのまま干すのを忘れていたのを思い出した〜。
あったわー!洗濯機の中・・・。
き、気まずい・・・。
「ばあちゃん、疑ってごめんなさい。ヨメが干し忘れてたわ〜。」
ばあちゃんは、探しても無いものだから涙目である。悪いことをしてしまったわ・・・。
「なあに、あったんならそれでええ。」
何と優しいお言葉・・・罪悪感が増しまする。
ばあちゃんがボソッとつぶやく。
「バスマットって、アレのことじゃったんか・・・。」
へ?
ばあちゃんは、何か分からずに探していたのか?
いいや、今、問題なのはヨメが忘れていたという事実である。最近、「アレっ?」ってことがよくある。ばあちゃんもヨメも変わらんじゃないか!
これぞ老老介護の始まりじゃん!
こ、怖いわ〜!
で、でも仕方ないわ〜!
まっ、どうにかなるわ〜、きっと。
教訓その1
先ずは自分を疑え!
やったつもりでやっていない、
やってないつもりでやっていた・・・
なーんてことは今や日常茶飯事なんだから。
😅