町の図書館に絵本を借りに行く。月1回の絵本の読み聞かせ。日本語と英語で読む。今回のお話は『わにわにのごちそう』お腹いっぱいのわにわに。Oh what a happy Allie Gator! 幸せそうね。
なーんて絵本を眺めていたらささやき声が聞こえてきた。
🐷「お正月はいかがでした?」
🐮「娘婿がインフルエンザで大変でした。」
「昨年は私がコロナでねぇ。」
🐷「最近,またコロナが流行っていると聞きますねえ。」
🐮「そうらしいですねえ。菌もどんどん猛毒化してるのでしょうかね。」
🐷「そうかもしれないですねえ。でも、1番猛毒化してるのは人間かもしれませんよ。」
ヨメ、思わず笑ってしまった。
‼️
立ち聞きしてるヨメが笑ってどうする!大体、盗み聞きなどタチが悪い。いやいや、聞こえてきたのだから仕方あるまい。いや、それでも反応したのはまずかった、などと1人反省してる横で、🐷さんも🐮さんも大笑い。
🐮「あなたもそう思いますか?」
ヨメ「上手いこと言うな、と。」
🐷「だってそうでしょ。人間が自然に対して、生きとし生けるものに対して害を与えていると思いませんか。」
あゝ、文明が発達し、人間はお腹いっぱいになったというのに、まだまだ欲しいと手を広げる。より快適に便利に暮らすために何かを犠牲にして、また新しい何かを創る。「足るを知る」は一体いつ来るのであろうか?「足るを知る」を知っている「わにわに」に心ほっこりしているヨメである。
『わにわにのごちそう』文:小風さち 絵:山口マオ 福音館書店