ヨメろぐ

嫁を通して見た小宇宙!同居人の介護のため、31年間続けた仕事を辞めてヨメはじめました。ちょっと笑える日々のことをイラスト付きで更新中✍

ばあちゃん VS ヨメ

  プルルルル〜プルルルル  📞

「はい。どちら様ですか?」

「・・・、わしゃあー、誰かいの?」

「💡‼️  ばあちゃんじゃろ!」

「そうじゃった!わしは、今、あーちゃん家におるけえの。」

   いつの間に出かけたんだろう?

「分かった。気をつ・・・」

「ツー・ツー・ツー」

   ばあちゃん、途中で電話を切る。

 

*ちなみに、ヨメん家周辺では、「わたし」を「わし」と言ったりします。*

 

    ばあちゃんは、脳梗塞の後遺症でうまく言葉が出てこない。先日は、ヨメを呼ぶ時に「おじさん、おじさん」って!

せめて「おばさん」にしてくれないかな。

     

    ばあちゃん、黙って出かけて、みんなで探すことがある。行き先を言って出かけるよう頼んだところ、今日の電話だ📞!

ばあちゃん、約束を守ろうとしてくれたようだ。頑張ってる❣️そんなばあちゃん、まだまだ負けん気は衰えていない。

 

    ヨメが庭の草を抜いていると、ばあちゃん、出てきてカマを持ち、「ワシも草、抜きよったんで!」

えー、お昼寝してたじゃん。

    夕方、庭で水をまいてると、「さっき、ワシが、水まいたで。」

えー、土、カピカピじゃん。

         

    ばあちゃん、何かとヨメには負けたくない。

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「もういい加減、競争しないでほしいわ。」とヨメの心はイライラモード。

隣でツレが一言。

「キミが、ばあちゃんの言動が気にならなくなった時に、その競争、終わるよ。」

 

    そうだねー。

    簡単に言うよねー。