台風19号により被害にあわれた方には心からお見舞い申し上げます。
まだまだ予断を許さない落ち着くことができない地域もあるかと思います。ご無事で早く元の生活に戻れるよう心からお祈り申し上げます。
ヨメの娘も近くの小学校に避難した。
心配で眠れない夜を過ごした。自然には勝てないな。午前3時過ぎ、雨も風も落ち着いて、夜が明けたらアパートに帰ってみると連絡が入る。
ああ、無事だ。
娘が言う。
「非常用毛布が配られたんだけどね、ちょっと違和感があったんだ。」
初めに、お年寄りと幼児に配布され、その後「女性」に取りに来るよう呼びかけがあったって。
娘の違和感は、
「男性でも病弱な人もいる。毛布をもらえなかった男性が帰っていった。寒かったと思う。」
そうだな。
「男性は強くあるべき」という考え方は未だ日本に健在である。確かに身体の仕組み、筋肉量の違いなど、その特性はあるだろうが・・・。
男性は「毛布が欲しい」と言いづらいだろう。
各家庭に1枚。3名以上だと2枚とかどうだろう。家族ならシェアして掛けても問題ない。
今や、災害に対して各自の備えは必須である。
特に、大規模災害になると、各自で準備しておかないと行政も手が回らないな。
今回、避難勧告レベル4が発令されても、指定避難所は閉所のままだったと言う。おかしいよねー。日本の災害対策はまだまだ成長過程。
ばあちゃんが言う。
「もしもの時は、じいさんは置いて逃げんと仕方ないの〜。」
えー!そんなこと・・・。
でも実際、ツレのいない時に地震とか何かあったらヨメはどうすればいいのかしら?
近所の独居老人たちはどうするのかしら。
じいちゃんが言う。
「わしゃあ、動けんから何処にも逃げられん。」
うん・・・、じゃあ、
「じいちゃん、置いていってもいいのかしら?」
じいちゃんから返答なし。
えー!何とか言ってよ!
ヨメの覚悟が決まらなーい。😅
祈ることしかできないな。