ばあちゃんの姉、あーちゃんの夫が亡くなった。
キムチ鍋を囲みながら、ばあちゃんが言う。
「色々、大変じゃと。あーちゃん、息子と色んなとこに行くらしいで。(手続きに)」
一家で誰かが亡くなると悲しむ間もなく色々な手続きに追われるのである。
ヨメも、じいちゃんが亡くなった後、その手続きに追われていたな。ばあちゃんを連れて、年金事務所に行ったり・・・。
ヨメが「あの日」を回想していると、
ばあちゃんがツレに向かってこう言った。
「ワシもじいさんが死んだ後、アンタと一緒に色々な手続きしたの〜。」
・・・。
ツレがヨメの顔を見る。
「ブルータス、お前もか」、
じゃないけど、
「ばあちゃん、お前もか」
ばあちゃんと一緒に手続きに行ったのはヨメだよ。
世間あるあるだけど、ばあちゃんもか・・・。
やはり嫁より子ども。
そりゃ、そうだ。
我が家では、こういったことはしばしば起こる。以前は、ヨメは「もう、出て行ってやる〜。」モードになっていたが、最近成長した。今さら出ていかない。めんどくさいもん。
ツレの一言で救われる。
「僕じゃないよ。ヨメが行ったんだよ。」
Σ(゚д゚lll)・・・。
ばあちゃん、思い出したらしい。
「わしゃあ、アンタにひどいこと言うたのお〜。すまんかったの〜。」
あれ〜、ばあちゃんも成長しているわ。
謝ってくれたではないか❣️
神様は見ているって人は言うけど、やっぱりヨメが言いにくいことを言ってくれたり、間違いを正してくれる人が1人でもいいから側にいてくれることはなんと心強いことか。
そしてお互いに「ありがとう💕」「ごめんね🙇♀️」って伝え合うことは大切だと思うのである。
ヨメにも嫁がいるので気をつけねば。(°▽°)