ヨメの町に「子ども食堂」を少し拡大した食堂が市民センターにできた。高齢者から赤ちゃんまで、4世代交流できる食堂である。市から補助金も出るのでうどん100円、コーヒー50円と格安で昼食がいただける。
今日はばあちゃんとばあちゃんの同級生2人をご案内。皆んな、何を食べようかとウキウキしている。
ヨメは今回は「中華丼」と決めている。400円と少々高いが市場に比べると安い。この食堂が続くよう協力しなくっちゃ。
ヨメ、ちょっと用事があり、先に注文してくれるようにばあちゃんに頼む。
「ばあちゃん、ヨメは中華丼ね。」
ばあちゃん、アタフタし、「わしゃあ、覚えられん。アンタら覚えとってくれ。」と、友人に頼む。🤭
友人2人はまだボケてはいない。大丈夫だな、とヨメは安心してその場をちょいと離れる。
食堂に行くと、
なんで?
牛丼がきていた。
なんで?
おばちゃんたちも覚えられんかったか⁉️
いや、違った・・・。
「アンタあ〜、中華丼じゃと言いよったが、牛丼の方がええかのぉ〜、と思うて牛丼にしちゃったぞ。えかろうが🎵ワッハハ」
なんで?
中華丼と牛丼の値段は一緒である。
しかし、だ。ヨメは中華丼が食べたかったから「中華丼」をお願いしたのだ。
・・・。
あゝ、こういう展開もあるのね。😅
誰にも・・・頼めない・・・。
ばあちゃんらはなんとも手強い、というか、自由奔放である。ま、これもまたよい、とあきらめる。
あきらめてよかった❗️その「牛丼」はとっても美味しかったのである。
しかし、次回は自分でちゃんと「中華丼」を注文しよう。