ヨメろぐ

嫁を通して見た小宇宙!同居人の介護のため、31年間続けた仕事を辞めてヨメはじめました。ちょっと笑える日々のことをイラスト付きで更新中✍

投げ出しそうになる今日も、今日を生きたかった人の大切な今日かもしれない

   朝のNHK連続ドラマ「半分、青い」。主人公「すずめ」の親友である「ゆうこちゃん」が亡くなった。

東日本大震災・・・看護師であった「ゆうこちゃん」は寝たきりの患者さんに最期まで寄り添い亡くなったのだ。「すずめ」に「生きろ」というメッセージを残して。

 

    2011年3月11日  東日本大震災。今年も各地で災害が発生し、多くの方が命を失った。

 

    そこにあった日常は地震で、津波で、豪雨で消えてしまった。亡くなった人、残された人。無常・・・。

  「生なるものは必ず死ぬ」のであるが、ヨメ、怖い。でも、今、生きてるんだから、死ぬまで生きる。「死ぬ覚悟」はできていないが「生きる覚悟」を固める。

    転んだって、自分に自信が持てなくたって、悲しいことがあったって、死ぬまで生きてみよう、と、思う。

 

   はて、今、地震がきたら、じいちゃんとばあちゃんを助けられるだろうか?

1人で2人は無理かしらん?どうする、ヨメ⁉️

寄り添えるのか?

 

   ヨメ、思わず、聞いてしまった。

「ねえ、地震とか災害があった時、ヨメ、2人とも助けられるかねえ?ツレがいなかったら2人は無理かも。そん時は、どうしたらいいかしらん?」

 

「わしゃあ、ええから、ばあさんを助けてやってくれ。」

「いいや、じいさんを助けてやってくれ。」

「ワシらはええから、ヨメは逃げろ!!」

って、言うだろうか❓

 

いいえ。

じいちゃん、ばあちゃん、黙ってしまった。沈黙を破って、ばあちゃんが言った。

「じいさんは、大きいから、担いで逃げるのは無理じゃろう。」

f:id:samantha1962:20180928110754j:image

あ・・・、気まずい空気。

そんな空気、ばあちゃん、読まないよね〜。

たたみかけるように「あんたぁ、無理じゃろう。」じいちゃんに言う。

じいちゃん、沈黙・・・。

ま・ず・い。

 

そんな質問したヨメが悪いんです。

ごめんなさ〜い。