朝のNHK連続ドラマ「半分、青い」。主人公「すずめ」の親友である「ゆうこちゃん」が亡くなった。
東日本大震災・・・看護師であった「ゆうこちゃん」は寝たきりの患者さんに最期まで寄り添い亡くなったのだ。「すずめ」に「生きろ」というメッセージを残して。
2011年3月11日 東日本大震災。今年も各地で災害が発生し、多くの方が命を失った。
そこにあった日常は地震で、津波で、豪雨で消えてしまった。亡くなった人、残された人。無常・・・。
「生なるものは必ず死ぬ」のであるが、ヨメ、怖い。でも、今、生きてるんだから、死ぬまで生きる。「死ぬ覚悟」はできていないが「生きる覚悟」を固める。
転んだって、自分に自信が持てなくたって、悲しいことがあったって、死ぬまで生きてみよう、と、思う。
はて、今、地震がきたら、じいちゃんとばあちゃんを助けられるだろうか?
1人で2人は無理かしらん?どうする、ヨメ⁉️
寄り添えるのか?
ヨメ、思わず、聞いてしまった。
「ねえ、地震とか災害があった時、ヨメ、2人とも助けられるかねえ?ツレがいなかったら2人は無理かも。そん時は、どうしたらいいかしらん?」
「わしゃあ、ええから、ばあさんを助けてやってくれ。」
「いいや、じいさんを助けてやってくれ。」
「ワシらはええから、ヨメは逃げろ!!」
って、言うだろうか❓
いいえ。
じいちゃん、ばあちゃん、黙ってしまった。沈黙を破って、ばあちゃんが言った。
「じいさんは、大きいから、担いで逃げるのは無理じゃろう。」
あ・・・、気まずい空気。
そんな空気、ばあちゃん、読まないよね〜。
たたみかけるように「あんたぁ、無理じゃろう。」じいちゃんに言う。
じいちゃん、沈黙・・・。
ま・ず・い。
そんな質問したヨメが悪いんです。
ごめんなさ〜い。