「来年からは餅はつかん❗️」
ばあちゃんが宣言。
我が家では、毎年餅を家でつく。息子が家を離れ、じいちゃんが動けなくなるまでは、石臼に杵でモチをついていたー!
重労働〜💦
今はモチつき機。
それでも結構な労働である。
しかーし、モチをつくことは、ばあちゃんのお正月なので家族で協力をする。
「お雑煮は?」
「うーん、お腹いっぱい。いらん。」
「あ!お餅を入れずに汁だけちょうだい。」
ツレなんてモチはつくが食べるのは見たことがない。
結局、正月にうれたモチは4個のみ。
余ったモチは冷凍庫へ。
正月が明け、我が家の朝食は「チーン」で始まる。モチが焼けたことを知らせる音・・・。
ばあちゃんが、じいちゃんとヨメに配る。
さすがに今日の鏡餅のモチは焼いたら固かったー!
じいちゃん、「こりゃ、食えん。」
ばあちゃん、黙って飲み込む。
ヨメはお湯を沸かしてその中に・・・。
突然、ばあちゃんがのたもうた!
「誰も食わんのなら、わしゃあ、はあ、モチはつかん❗️」
おー、イイぞ❣️
と、ヨメは思ってしまった。
しかし、これでまた日本の伝統文化が我が家から消えるのね。
そんな時代ではない!といえばそうであるが。
ご近所でも、もう杵でモチをつく音は聞こえない。我が家で見られなくなったお正月の風物詩・・・
たこ揚げ
羽根つき
コマ回し
かるた
すごろく
福笑い
お年玉
年賀状
初詣・・・などなど。
来年からは餅つきもなくなるな。
どーでもいいような、寂しいような・・・。
日本って国はどこに向かってるのかしら?
お正月の風物詩。
ヨメの心には留めておこう。