今日はお昼に緊急家族会議の予定である。
義父母、ツレ、ヨメの4人で今後の生活について話し合う。
この会議の試みは同居始まって以来、初である。いつもは問題が起こっても誰かが我慢したりなど、各自が折り合いをつけて暮らしてきた。
今回はちょっと違う。
ツレとヨメは別居を申し出た。外から家に通い介護をする選択。
しかし、これはかなりの無理があることが実際にシュミレーションして分かった。言い出す前にちゃんと考えろって!自分につぶやく。
じいちゃんが今後についてみんなでしっかり話し合おう、って言ってくれた。
みんなが自由で楽しく暮らせる道を探ろう・・・、と。
介護経験豊富な友人からのアドバイス。
『家族会議にむけて…
家族であっても介護してない人はよくわかってないかもしれないので、自分のして欲しい事、出来ない事を伝えて、プロに頼める事は頼んで!
隙間を狙って自分のリフレッシュの時間を取ってね。仕事も楽しかったり気分転換になるんだったらやめないで。
いくら話し合っても、多分嫁が中心になって介護して行くんだから、心のバランスがとれる様にね。』
ありがたい・・・。
ヨメの心も頭もクールダウンしてきた。
今さらであるが、じいちゃん、ばあちゃんの状態をよく知ることが大切である。
老化現象と病的なもの。
同じ「もの忘れ」でも違いがあるそうだ。
○老化現象の場合
体験したことの一部分を忘れる。
もの忘れをしている自覚がある。
忘れっぽさはあまり進行しない。
日常生活に差し支えない程度
○認知症の場合
体験したこと全体を忘れる。
もの忘れをしているという自覚がない。
忘れる度合いが増え進行する。
判断力の低下なども加わり日常生活に支障が
出てくる。
ばあちゃんは認知症だ。病気だから、注意しても聞くわけがない。怒っても、怒られたことは分かるが、その理由は分かっていないのだ。
そのことをよく知る、ということ。
病気なら病気の対処法があるじゃんね。
病気は悪化の一途なのか?
不安になるが、「みんなが自由で幸せに暮らせる策」を家族で探ろう・・・。