ヨメろぐ

嫁を通して見た小宇宙!同居人の介護のため、31年間続けた仕事を辞めてヨメはじめました。ちょっと笑える日々のことをイラスト付きで更新中✍

宝くじ

 

バレンタイン宝くじ3億円!大当たり〜、を夢見て夢を買う。ツレが言うには「ボクの右足骨折によって当たる確率が上がると思われる。」と。

何だ、それ?

ニヤニヤしていたのはそのせいか!妄想の世界に暴走しているツレである。まあ、それで痛みがやわらぐならそれもいいか。

3月15日・・・‼️

忘れていた!

頼まれていた宝くじ買うの忘れていた!

この日、最終日である。急いでばあちゃん連れて売り場に車を走らせる。ここまでする?と自問自答しながら売り場に向かう。振り返るとばあちゃんが手を合わせて拝んでいる。🤣当たるようにと拝んでいる。🙏(笑)f:id:samantha1962:20240315193712j:image

クククククッ

連番はすでに売り切れ、残っているのはバラのみ。致し方ない。バラを2つ、6,000円也〜。

6,000円でツレの夢を買う。あたしゃ、それで焼肉へでも食べたいわ。

売り場の人👩👨に呼びかける〜。

「残り物には〜・・・」

👩👨「福がある〜!」

あら、息があったわ。

当たる気がしてきたヨメである。当たったらどうしましょう〜。😆

 

失われた「3つの間」

 

皆んなバタバタ忙しい。

体が忙しい

頭が忙しい

心が忙しい

あゝ、疲れるなあ〜。

小学生のお仲間も「疲れちゃうよ。」ってつぶやく。そうなのね。今の子どもたちは「3つの間」を失っているそうな。

① 空間(遊ぶ場所)

② 時間(遊ぶ時間)

③ 仲間(遊ぶ友だち)

不審者・事件も増えて、公園も遊びづらい。加えてゲーム世代で家にstay。水泳、習字に英語にダンス、習い事に忙しくて友だちと遊ぶ時間も時間帯の合う友だちもいない。加えてコロナ禍で隔離、隔離の日々であった。

「3つの間」が失われ、人との関わりが苦手な子どもが増えているという。子どもに限ったことではない。大人もしかり。

頭を少〜し休ませて、未来の不安や現在の不満、過去の後悔を手放して,ハイ、深呼吸。今,ここにある自分に意識を向ける。

あゝ、生きているんだな。

自分の人生の主役は自分である。せっかくだから楽しまなくっちゃ。

おっと、時間だ。

ばあちゃんの朝ごはん作るかな。🎵

・・・。

ばあちゃんはヨメの人生劇場の重要な脇役その2だな。

ヨメは今日も「時間」と「空間」と「仲間」を大切にファイティン!f:id:samantha1962:20240314062351j:image

 

 

ドッグランでイヌに食われる⁉️

 

お出かけ先のお食事処でまったりと、ばあちゃんとその友人と腰をおろす。ふと外に目をやるとドッグラン。

「ありゃあ、何の?」と聞く友人に「イヌを遊ばせる場所だよ。」と答える。それを聞いたばあちゃんが「ほんなら家から連れてくりゃあええ。」

ん???

家にはイヌはいない。一体何を連れてくるというのか?

ばあちゃん、口をモゴモゴさせて「ワシを連れてきたらええんじゃ。」

へっ?

🤣🤣🤣!

おそらく話はばあちゃんの頭の中で迷走している。「そうだね。ばあちゃんにドッグランで遊んでもらおうかねえ。」と話を合わせて打ち切ろうとすると、その友人がつぶやいた。

「あんたあ、イヌより速く走れんじゃろうが。食われるで!」「ホンマか〜。」f:id:samantha1962:20240311061022j:image

・・・。

ああ〜、一体どういう話になっているのであろうか?ヨメは知らんぷりを決めこむ。

要介護1と要支援1の88歳の同級生。2人の間では何となく話は流れていくのである。何でもない会話ができる友だちがいるばあちゃんは幸せである。帰宅後、ばあちゃんがヨメにつぶやいた。

「あんなあ(友人)、ちょっとボケとるの〜。」

🤭🤭🤣。

ばあちゃん、それはアナタもです。

人生の学び そこ・・・なのね😅

 

「ボクは一大決心しました。」とツレが言う。f:id:samantha1962:20240309120147j:image

ほ〜、ついに決心されましたか。まあ、するわな。酎ハイ片手にプロレス観戦。ちょいとタバコを吸いに庭に出たとこで転倒し右足骨折。6時間に及ぶ大手術と激痛。タバコとお酒、年貢の納め時ですね。正解だよ。👍

「あのね、ゴルフのOBのボールは、もう拾いに行かないことにする。危ないから。」

・・・。

へっ?そこ?

確かにツレは、コースから外れたボールを拾うのが好きである。薮の中、池の中、急斜面に打ち込んでしまった誰かの無念のボールを拾う。危ないからとメンバーに止められても嬉しそうに拾っているツレである。

・・・。

そうね。危険な場所に落ちているボールは拾わない方がいいわね。

でも、今、そこ?

禁煙や禁酒ではなく「そこ」なんだ。お酒飲んで、タバコ吸って、頭がクラッとして転倒したのに「そこ」なのね。

人生には人それぞれの学びがあると聞く。ツレが学んだことは「そこ」なのね。

あら⁈ ヨメの学びは何かしらん?

自分の思い通りにはならない人を伴侶に選んで日々、学びだわね。「そういう人もいるわよねえ。」と受け入れる。自分で言うのも何だが、随分と器が大きくなったような気がするヨメである。

 

 

優しさに出会って

 

ツレの手術。時間通りには進まず長〜い、長〜い待ち時間である。手術の時間が読めないので、ばあちゃんには急遽、ショートステイに行ってもらった。

「わしゃあ、行くで。アンタあ、気をつけんさいの。」ばあちゃんも協力体制。有難い。

待ち時間、明日の体操教室のメニューを考える。やっぱ、アレだな。

転倒予防!(笑)

メニューを考えてるのに、他のことが浮かんでくる。皆んなの優しい言葉を思い出す。

「キミ、1人で大丈夫?ごめんね。」とツレがつぶやいた。

「頑張らんといけんかもしれんけど、ダンナは病院に任せ、姑さんは施設に任せ、自分の身体と時間を大切に!」と友人からのメール。

あゝ、ありがたいな。ヨメは時々、1人で頑張ってるような勘違いをしてしまう。そうじゃないな。やはり色々な人に支えられていることが身にしみる。

オペ室に駆け込むドクターの背中に声をかけた。「先生、ツレを頼みます!」ドクター、コクンと頷きオペ室に消えた。

オペ室からツレが出てくるまでに夕食食べておいた方がいいかなと病院の食堂へ。お寿司とニュー麺セット。大将がお寿司を一貫おまけしてくれた。「大丈夫!手術、うまくいくよ。」

子どもからの励ましメール。

あゝ、こんなに多くの人に支えられて。感謝。

今、手術が終わったと看護師さんが知らせてくれる。午後8時40分。午後2:45分にオペ室に入ってかれこれ何時間だろう?ツレが病室に戻るまではまだ少しかかるとか。皆さん、どうもありがとうございました。もう少しでツレに会えまする。

近所のお寺さんの掲示板に貼られていた「当たり前」。ホント、そうだなと言葉をかみしめまする。

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ツレの一大事

 

「折れたみたい・・・。救急車を呼んでくれるかな?」

先週末の夜中にツレ右足骨折。酎ハイ片手にTVでプロレスを見て至福の時を過ごしていたツレ。タバコを一服、と庭に出て転倒。見事に折れている!二つの病院に断られ、家から1番遠い病院へ搬送,入院となる。

救急車のサイレンが響く中、ばあちゃんは爆睡。よかったー!寝ている間にヨメは病院から帰って来れた。朝方の3時半・・・。疲れた😓

朝、ばあちゃんに伝える。案の定、心配のあまり部屋をウロウロ、家を出たり入ったり、おまけに血圧急下降で顔色悪くベッドに横になる。

「何で起こさんかったんか!起こしてくれたら外で待っとったのにのぉ〜。」

だから、なのである。ばあちゃんまで倒れたらヨメはてんやわんやなのである。それがばあちゃんには分からない。ばあちゃんを起こさずに病院へ行って正解であった。

病院の待合室で「見守りカメラ」でばあちゃん見守りつつ、整形外科のドクターが到着するのをひたすら待つ。諸々の手続きをしながら時間が過ぎる。

ンゴゴゴッ〜ゴゴ〜。

‼️

ツレのイビキ💤だね、こりゃあ。あれだけ痛がっていたのに、疲れたか!まあ、いっときでも痛みを忘れられるといいわね。

ドクター到着。ツレも目を覚ます。「今10時半ごろですか?」とドクターに質問。「夜中の2時前です。」とドクター苦笑。頭も打ったか!

あゝ、何となくズレているツレである。

めちゃくちゃ痛そうだが仕方がないな、ツレ。ヨメもワンオペ介護、ボチボチやるか!f:id:samantha1962:20240306135020j:image

 

 

あゝケタが違います

 

あら!こんなところにステキな洋服。

イカン!イカン!

先日、断捨離したばかりである。何年も来ていない服を、いつか入るかもしれないと思っていた服をやっと手放せたのである。

でもね、ステキなのよ。ステキなポンチョ。チラッと値札を見る。「2,700円」‼️激安である。f:id:samantha1962:20240228165017j:imageなぜか周りに人が集まってくる。「いいわねえ〜、それ。」「似合うわよ〜。」ヨメはますますその気になる。

ハッ‼️ばあちゃんとその友人を待たしているのを思い出した。今日は河津桜(カワズザクラ)を見にお出かけ。昼食で順番待ちをしているところであった。洋裁ができるばあちゃんの友人にこの商品の価値を見てもらおうと許可を得て持ち出す。多くの人が順番待ちしてる中に洋服を持ったヨメが飛び込む。「なんか持ってきよるで〜。」とばあちゃん。「いいじゃない。でも高そうね」と友人。「それがねえ、2,700円なの。」とヨメが応えると、ばあちゃんが「ワシが2,000円出しちゃる!」と。

買いだ‼️

と、思ったところで順番待ちしている中の1人の女性がつぶやいた。

「それ、とっても素敵よね〜。私も欲しいと思ったのだけど、高いからやめたわ〜。」

2,700円が・・・高い?ん、ん?もう一度値札を見て驚いた‼️

27,000円であったー‼️

順番待ちしているたくさんのお客さんの大爆笑を背に受けながら商品を返しに行ったヨメである。河津桜に負けないくらい赤面したヨメである。あゝ、ケタの見間違い・・・ヨメも年をとったのねえ。「サヨリの天ぷら定食を奢っちゃるわい。」ばあちゃんに励まされ「花より団子」で立ち直ったヨメである。

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