お出かけ先のお食事処でまったりと、ばあちゃんとその友人と腰をおろす。ふと外に目をやるとドッグラン。
「ありゃあ、何の?」と聞く友人に「イヌを遊ばせる場所だよ。」と答える。それを聞いたばあちゃんが「ほんなら家から連れてくりゃあええ。」
ん???
家にはイヌはいない。一体何を連れてくるというのか?
ばあちゃん、口をモゴモゴさせて「ワシを連れてきたらええんじゃ。」
へっ?
🤣🤣🤣!
おそらく話はばあちゃんの頭の中で迷走している。「そうだね。ばあちゃんにドッグランで遊んでもらおうかねえ。」と話を合わせて打ち切ろうとすると、その友人がつぶやいた。
「あんたあ、イヌより速く走れんじゃろうが。食われるで!」「ホンマか〜。」
・・・。
ああ〜、一体どういう話になっているのであろうか?ヨメは知らんぷりを決めこむ。
要介護1と要支援1の88歳の同級生。2人の間では何となく話は流れていくのである。何でもない会話ができる友だちがいるばあちゃんは幸せである。帰宅後、ばあちゃんがヨメにつぶやいた。
「あんなあ(友人)、ちょっとボケとるの〜。」
🤭🤭🤣。
ばあちゃん、それはアナタもです。