ヨメろぐ

嫁を通して見た小宇宙!同居人の介護のため、31年間続けた仕事を辞めてヨメはじめました。ちょっと笑える日々のことをイラスト付きで更新中✍

姑の器

 ばあちゃんは膝が痛くなり、いよいよ歩くのが困難になってきた。シルバーカー(手押し車)とベッドを借りることになった。

 とはいえ、やはり少しでも健康を取り戻してもらいたい。

で、週に2、3回ほど一緒に体操をしてみよっかな、と思ってしまった。以前は毎日していたのだが、ばあちゃんのヨメへの依存度が上がり、しんどくなってヨメの方から一方的に打ち切ったのであるが・・・。(笑)

 

「肩の力を抜いて〜。息を吸って〜」

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あれこれ言うばあちゃんを横目に、

ちょっと遊んでみた。

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「しかめっ面より笑顔がいいよ〜。」って言って指で口角を上げてあげる。ついでに「この口はヨメの悪口を言いませんよーに。」って言ってみる。

 「こんなあ〜みいや。ワッハッハ・・・。」

ばあちゃんは大笑い。

 「耳にもたくさんツボがあるからねえ〜。」って、耳をひっぱたり押したり。ヨメはツボを知らないが・・・。ばあちゃんの耳たぶは超福耳だ!プニョプニョと気持ちがいい。「いい耳だね〜。うわさ話は聞かないよーに。」とげき誉める。

 「耳も気持ちがええの〜。ワッハッハ。」

ばあちゃんの笑いが止まらない。

 

 はて、 ヨメは、嫁さんに顔中をいじくられ、笑えるかなあ〜?タンスや押入れの中を整理されて「ありがとの〜。」って言えるかしら?

 

 ばあちゃんは、もう、どうでもよくなったのか?以前からこんなだっけ?

 

・・・。

 

きっと、うちのばあちゃんの器はデカイのだ。

 

 人生は思い通りにならないこともたくさんある。それがどうした❗️

それならそれで楽しんでしまえ!

人生なんてあっという間なんだから。

・・・と、ヨメの器も進化中。